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研究内容の動画
北陸朝日放送(2021.11.11放送)
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研究
現在の注力する分野
牛ルーメン微生物によるメタン発酵効率化
牛は普段から牧草を食べているため,その第一胃(ルーメン)に生息する微生物群集は,植物バイオマスの優秀な分解者です。この微生物群集の植物バイオマス分解能を,牛体内から取り出し,人工的な発酵装置の中でも維持することができれば,雑草や農業残さのメタン発酵効率が飛躍的に向上します。わたしたちは,これまで難分解とされてきた植物バイオマスをメタンに変換することで,停電
停ガスを伴う災害時でも,雑草や農業残さから電気や都市ガスをつくることができる世界を目指しています。
メタン発酵液の肥料利用
メタン発酵後の残さ液(=メタン発酵消化液といいます)は,窒素,リン酸,加里を含むため,肥料として活用可能です。大学農場を利用して,水稲を栽培しています。
アカテガニの消化管微生物
大学近隣の海辺には,アカテガニという葉っぱや稲ワラを食べるカニがいます。彼らの消化管には,牛とは違った微生物たちが,植物バイオマスの分解に寄与しています。このアカテガニの消化管微生物を研究することで,植物バイオマスのメタン発酵効率化につながる発見はないか探索しています。
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